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発行前の検査の実施!

発航前の検査の実施

プレジャーボートの所有者は、1週間に1回、あるいは1か月に1、2回程度の間隔で操縦する人が多いようです。

久しぶりに乗船すると、一刻も早く出港したいという気持ちになって、船体、機関の点検や燃料、潤滑油などの保有量の確認をしないまま、また、これまで何回か航海をしたことがあるとの安易な気持ちから、十分な航海計画を立てることや航行海域の水路事情や気象情報を入手することをしないまま出航しがちです。

その結果、事故を起こす場合が多いことから、小型船舶操縦者には次のような発行前の検査が義務付けられています。

  • 燃料及び潤滑油の量の点検
  • 船体、機関及び救命設備その他の設備の点検
  • 気象情報、水路情報その他の情報の収集
  • その他、小型船舶の安全な航行に必要な準備が整っているかについての検査

プレジャーボードの事故で多く見られる、燃料油、潤滑油、冷却水の不足等によるトラブルを防止するには、発行前の検査を確実に実施し、必要な準備をしておくことが大切です。

発行前の検査が不十分ですと、それが大きな事故につながることがあります。

https://www.mlit.go.jp/common/001129513.pdf

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