小型船舶操縦士の操縦免許には、船舶の種類、航行区域又は推進機関の出力に応じて、上図のような種類があります。
推進機関を有する場合であっても、船の長さが3m未満、機関の出力が1.5kW未満で、一定の安全設備等が備えられた船舶であれば免許は必要ありません。
☆小型船舶免許の種類と航行区域☆
🚢1級小型船舶操縦士免許🚢
外洋など、すべての海域を航行できる
🚢2級小型船舶操縦士免許🚢
沿岸から5海里(約9.3km)以内を航行できる
🚢2級湖川小出力限定操縦士免許🚢
湖や川、指定区域を航行できる
⚓特殊小型船舶操縦士免許⚓(水上バイク免許・ジェットスキー免許):
陸岸から2海里(約3.7km)以内を航行できる
⛴航行区域に関する注意点⛴
1級船舶免許でも、海岸から100海里を超える区域の場合は6級海技士(機関)以上の乗船が必要となります。
沿岸小型船舶を航行するには、沿岸小型船舶の技術基準を満たす必要があります。
小型船舶が船舶検査により航行が許可される水域では、海図一式が法定備品として搭載が義務付けられています。
※受験できる年齢
試験が始まる日の前日までに次の年齢であること。
1級小型船舶操縦士免許
:17歳9ヶ月以上
二級・二級(湖川小出力限定)・特殊操縦士免許
:15歳9ヶ月以上
※試験申請
試験開始日の 20日前から7日前まで
一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会の各地方事務所で受け付けています。